羽田A滑走路に施工:EPS盛土で2.8万本使用

摘要

積水化成品工業は、発泡ポリスチレンビーズ（EPS）の特殊成形ブロック〝エスレンブロック″（製品名）を使用した盛土工法が、東京国際空港（羽田）の整備に使用され、このほど工事が完了した。今回の工事は、これまでのEPS盛土工法の中でも最大級でEPSブロックが約二万八、〇〇〇立方メートル使用された。東京国際空港では、A滑走路誘導路直下を横断している既設地下構造物に対し、軟弱地盤の誘導路造成を行なう工事で、誘導路直下の工事に対し動的繰り返し載荷試験を実施したあと、性能を確認したEPSブロックが採用され約二カ月という短期間での工事施工を可能とした。