関西大学工学部 材料工学科 非鉄金属材料研究室

摘要

非鉄金属材料研究象トラディショナルな名前なので新津周生を勧誘する際にほ，「材料夢王軌とか「マテリアルデザイナ」」のキャッチフレーズを付している。 その結果集まってくれた学部4回生が12名，大学院生宗名（M2が2名，Mlが5名）が今年のスタッフであき。 チタン合金の研究ほチ故亀井清発生が昭和3年関西兼学に工学部金属工学科を開設されて以来続けられている。 筆者も各年生の特別研究にTi←Al－Zr3元系状態図をテ…マに選び，連日連夜，小型ア鵬ク溶解炉でボタン牙ソゴット造りに励hだ。 これまで本誌に紹介された多くの研究室は，最新の設備·装置でページを飾ってこられたので，40年前の電弧炉を見ていただきたい（Photo.1）。 現在使用しているア…ク炉も何ら変っておらず7タングステンの電極が簡単に交換できる程度の改良が行ゎれている。 研究室の入り口で傘掛けと化している100年前の引張試験機もお見せしましょう（pboto.2）。 研究にほこれらア】ク溶解炉や材料試験機が大活躍している。 学生ほ生体材料に大変興味を持っているので，医学部の無い本学では生体毒性事例の少ない元素で材料設計を行い，その梯械的性質を検討するに留まっている。 その中でチタンの組織制御を中心こ7冷問加工と回復·再結晶'溶体化·時効析出，中間遷移相の有効利用等々，材料工学の基本的知識を如何に活用するか，各自が結果予測を立て，そのとおりになるだろうかと仁わくわくしながら実験に取り組hでくれるよう指導なる小言をいっている。最近の事例として，アルミニウム合金の結晶粒微細化効果の著しいSc，高価なスカンジウムをチタンに添加し微細化効果を確認した。 しかし期待のたホール·ペツチ則による強化は認められなおつた。