最終報告1·全身骨病変検索検査としての~(18)F－fluoride ion PETの有用性の評価と,骨シンチグラフィとの比較

摘要

~(18)F－fluoride ionをトレーサーとする全身骨PET検査（以下骨PET）は,全身の骨病変を一度に評価できる検査法であり,骨シンチグラフィよりも高い空間分解能と病変検出感度が得られるとする報告も見られる。 しかし,国内では未だ保険適応にならず,一般の臨床に用いることはできない.本研究の目的は,骨PETの有用性を骨シンチグラフィと比較評価し,骨疾患のPETイメージング製剤として臨床応用の可能性を示すことである。