胃食道逆流症におけるacid clearanceの検討

摘要

食道体都道動は，逆流した胃内容物を食道から胃に排除し，酸中和作用のある唾液の運搬機能を看するため，胃食道逆流症（GERD）においては防御機構としての重要な役割を担っている。 よって，この食道体部運動の障害は食道内酸逆流時間を延長させることにより，GERDの重症化因子となることが考えられる。