オリンピック関連の課題多数 - 「木材サミット2017」全27の業界団体が課題を発表

摘要

「木材サミット2017」が7月3日に都内の大建工業セミナールームにて開催された。木材サミットとは木材に関連している全27団体と学識経験者等による事務局·世話人から成る集まりのことで、定期的に会合が開かれ、主要課題について情報交換と情報共有が行われている。当日は24団体と33名の出席者と世話人4名の合計37名が出席した。本誌では、開催後に行われた記者会見における世話人の冨田文一郎氏の説明をもとに、各団体が発表したテーマを分析。今回の課題の中心はオリンピック·パラリンピックの関連施設における木材の保存に関する課題があり、継続的なテーマとしてFITの調査に重点が置かれていることが分かったので、以下に論点をまとめた。