使用済燃料の再処理·再利用

摘要

なお、あまり知られてはいないが、通常の原子力発電所でも、運転開始後にウラン燃料の一部がプルトニウムに変化し、それが核分裂するため、総発電量の30％程度はプルトニウムによる発電とされる。それが、MOX燃料に替わると、総発電量に占めるプルトニウムの寄与度が50％程度まで高まり、ウラン燃料の節約効果が高まると評価されているわけだ。