今回のシンポの成果と将来展望

摘要

本誌二〇一一年九月号において「NPOの原子力国際交流活動から－福島原子力事故をめぐり日韓での意見交換－」と題する特集を掲載したが、その中で、事故の収束が一応達成された段階で、従来の確かな交流があった韓国、カザフスタン、インドネシアの他に、中国、インド、ベトナムなど、これから飛躍的に原子力発電を拡大していく国々を加えてアジア地域国際交流会合を開き、この会議を通じて今度の事故の教訓を彼らとともに学び、世界的な原子力の安全性向上に寄与してゆきたいと述べた。