海水中の有用資源を求めてむつ沖合に捕集材試験装置

摘要

グラフトとは、接ぎ木を意味する。 一般に接ぎ木では、図－1に示すように、幹を切り取る。これは、地面から養分を吸い上げる能力の高く達しい原木の活力を利用するためである。 切り取った幹の代わりに、美味しい果実をつけるが根からの養分の吸い上げが未熟で、発育が難しい木の枝をかわりに接ぐことで、美味しい果実がたくさh実る木に変貌させることができる。一方、放射線を使うグラフトでは、放射線の高いエネルギーでポリエチレンなどのプラスチックの中の化学結合を切り、接ぎ木（グラフト）重合で、金属を捕集する機能を導入することができる。このような放射線グラフト重合法で作製した材料を用いて、海水からウランなどの金属資源を捕集する研究の現状を紹介する。