天然ガスへの燃料転換補助事業－天然ガスの利用促進·リニューアル：トヨタ車体㈱コージェネ設備リニューアルガス化燃料転換工事、低温排熱回収工事

摘要

トヨタ車体㈱富士松工場様に平成9年に川重ガスタービンコージェネレーション設備PUC60を納入し、その年の3月より稼動、工場に電気及び蒸気を供給している。 ガスタービンは、A重油を燃料とする、発電出力6,500kW級の熱電可変タイプ（NO{sub}x低減と出力増加の蒸気噴射タイプ）で、排熱ボイラにて約13トンの蒸気を発生させ、工場及びガスタービンへ利用している。 今回、地球温暖化防止の一環として、都市ガスへの燃料転換を実施し、CO{sub}2排出量の削減を図る中で、ガスタービン排ガスの低温腐食の問題を解消できる事から、従来より未利用となっていた低温排熱を、排熱ボイラ·エコノマイザー後の排ガス煙道に設置した熱交換器で、温水として回収する省エネシステムを同時に新設した。