テスト市場

摘要

日本企業がニュージーランドを市場開拓のターゲットとして定める動きは、他の先進国や新興国へのアプローチと比較すると余り多くない。市場規模はさほど大きくなく、四方を海に固まれた“絶海の孤島”となるとそれもあながち無理もない。ただ、少し視点を変えてみるとどうか。例えば、新たな商品の市場開拓に向けた準備の場、いわばテスト市場として考え直してみると、意外なほど隠れていたチャンスが見えてくる。