＜テラヘルツ光源＞京大と筑波大、世界で初めてモノリシック高温超電導デバイスから円偏光電磁波の放射に成功、超高密度移動体通信を可能にするテラヘルツ光源を開発

摘要

京都大学の掛谷一弘准教授、筑波大学辻本学助教らの研究グループは、高温超電導体を用いた超電導テラヘルツ光源デバイスから、最大99．7％の円偏光（電磁波に含まれる複数の波のピークがずれており、片方の波がプラスからマイナスに移る際に別の波がピークを迎える状態）度をもつテラヘルツ電磁波の発生に成功した。これは、単独の光源から発生されたテラヘルツ波としては最高の円偏光度となるもの。