茶の原点を求めて（1）中国漸江省への旅

摘要

平成十五年二月十四日に静岡のグランシップで島田市伊久美のS氏に会った。 彼は山年一作茶を携えて、試飲と販売をしていた。昼飯を食べながらの詣で、「（当時の）県のお茶室長と茶業試験場の場長が中国へ視察に行く討画を立てておられるので同行させてもられるように話をしてみるので小柳さhも脚緒にどうか？ 」とのことだった。 彼とは以前華南の旅へ行って以来、〕またいつか一緒に中国へ行こう」と話をしていたので二つ返事でお願いをした。 七十ユハという歳になると何もかも老人くさくなり、同行の方々に迷戒心がかかってしまうことを申し訳なく思っていたが、今回が私にとって最後の機会になるかもしれないと思い、思い切って行くことにした。