がhばれ!山の茶～山間地茶業振興策～(3):二十一世紀静岡県農業再編プラン（中山間地域茶業編）の策定（下）

摘要

前回は、このプランの四つの基本方向のうち、茶業経営体の育成、特徴ある山のお茶の生産、販売の強化について紹介しました。 今回は、基盤整備，機械化の推進とモデル地区について紹介します。 茶園造成は、整備後の営農スタイルと施工方法の両面から考えて行う必要があります。 営農の面からは導入する機械化体系に合わせた区画等の設計を行うこと、施工方法の面からは、工事費用、工事期間、減歩割合などの条件を十分に考慮し、総合的に判断することが必要です。 また、規模拡大のため、茶園になりうる山林等の新規茶園造成の検討も必要です。