冷蔵庫搭載タッチ式操作パネル

摘要

そこで，2014年から展開している“WXシリーズ”の冷蔵庫では便利な機能群をユーザーに積極的に使ってもらえるよう，機能を設定する一連の操作フロー改善に取り組hだ。従来は各種機能を文字で表記していたのに対し，WXシリーズではアイコン表現にすることで，直感的に機能を想像できるデザインに改善した。また，機能を設定するまでの一連の操作を対話形式にすることで設定内容を分かりやすくし，さらにタッチするアイコンのみ光らせることで迷うことなく次操作に移れる操作フローに改善している。しかし，従来の押しボタン式はボタン部を光らせることが難しく，またWXシリーズのガラス扉が持つフラットなデザイン性を損なうため取り付けられない。そこで，ガラス表面を触ることで操作でき，かつ操作部を光らせることができるよう，透明電極フィルムを採用したタッチ式操作パネルの構成にした。これによって，簡単に操作できるタッチ式操作パネル“タッチdeアシスト”を実現している。