多彩なクラウドサービスを提供するサービス事業者に向けて,三菱電機が開発した通信ゲートウェイ装置は,宅内機器との通信に国内ホームネットワークの標準規格であるECHONET Liteを実装した。また,様々なネットワークインタフェースを収容する双方向1Gbpsのルータ機能,柔軟な機能追加を可能とするOSGi (Open Service Gateway initiative)プラットフォーム,Broadband Forum (BBF)で規定されたTR-069ベースの遠隔監視機能を実装した。ECHONET Liteによる機器の制御や,OSGiプラットフォームを利用したソフトウェアダウンロードによる機能追加で,家庭だけでなく,工場·ビルにおける多種多様な機器に向けた省エネルギーなど様々なクラウドサービスへの対応と,容易なシステム構築が実現できる。当社は,通信ゲートウェイの技術を通して,省エネルギーで,かつ安全·安心な社会づくりに貢献できる技術開発を推進していく。
展开▼