オランダ、ベルギ一における食品の健康強調表示と健康食晶の流通実態－厚生労働省の海外調査報告から

摘要

「健康食品」の海外における制度に関して、厚生労働省は調査報告をまとめたが、オランダ及びEUとベルギーにおける健康食品の流通実態ほ、オランダの場合、権能性食品（functional）という言葉があり、効果に関する表示がなされているという事実によって特徴付けられるなど食品と医薬品の区分の定義が示されている。 また食品全般の健康強調表示が胡糾される予定となっている。 その場合、EUの執行機関である欧州委員会（Europen Commission）の主導をもとに、自主月利を設けて、医薬品でないか、健康強調表示として認められるかどうかを判断することになっている。 しかし、あいまいで科学的根拠の無い表示が多いことなどから、機能性食品の表示に閲しては、検討が続けられている。 一方、EUとベルギーにおける健康食品の流通実態は、EUで流通している健康食品がベルギーでは、そのまま健康食品専門店で市販されており、表示は例えばカバ（樺）抽出物の製品の場合「腎臓の機能を高める。 腎臓と泌尿器の浄化作用を促進する」などとなっている。