力ツオ動脈球由来エラスチンぺプチド（力ツオエラスチンの特徴及びヒト肌への有用性について）

摘要

エラステンは生体組織の中で、弾性線経を多く含む靭帯 ⒀堋⒓挨臃韦胜嗓舜嬖冥贰⑽锢淼臋C能を担うほか、細胞接着や細胞遊走などの生物学的機能に関与していると考えられている。 エラステンは一般的に不溶性タンパク質として存在しているため、取り扱いの困難さから一時的に研究は停滞していた。 1950年代から可溶性研究の進展に伴い、デスモシン、イソデスモシンなどの架橋構造の研究、前駆体であるトロポエラスチンの部分的な一次構造の解明、さらに1990年頃のエラスチン受容体発見などから、急速に研究の進展が見られている。 しかし、産業的応用分野においては他のマトリクス（コラーゲンなど）に比べ遅れているのが現実である。