食品産業をめぐる現状と今後の施策の展開方向について

摘要

食品製造業、食品流通業及び外食産業からなる食品産業と農業は、安全，安心に対する要請等高度化，多様化しつつある消費者の需要に即した、消費者が納得する価格で安定的かつ効率的に食品を供給する上で、いわば「車の両輪」とも言うべき重要な役割を果たしています。 最近、「顔が見え、話ができる」関係を構築することで生産者と消費者を結びつける地産地消の取組が、地域の自主的な活動として食品産業とも連携しながら増加してきている等、「食」と「農」の連携を一層推進しようとする動きが見られます。