気侯変動交涉: カンクン合意からCOP17に向けて一

摘要

2009年12月のCOP15 (デンマーク、コペン八一ゲン）では，次期約束期間の国際的 枠組みを策定することになつており，鳩山総理，ォバマ米大統領ら各国首脳が自ら合意文 書の策定にあたったが，最終局面で一部途上国の反対により「コペン八一ゲン合意」は法 的拘束力のない形となった。COPほでの動きについては本誌の昨年3月号（ぬに投稿さ せていただいているので，興味のある方は参考にしていただきたい。今回は，COPほ以降の動きとして，メキシコ'カンクンで開催されたCOP16や REDD + (途上国の森林減少、劣化に由来する排出の削減等）を巡る動きなどについて ご報告させていただく。