“生産コンテクスト”と作物研究のスケールアップ：エンジニアリングのアプローチ

摘要

ミニシンポジウム4の趣旨は，農学?作物学の細分化の 現状の中で，複数の要素から成る農業生産のコンテクスト を理解しながら作物研究のスケールアップを考えることで ある.4題の講演は，デザイン?設計?エンジニアリング という共通の視点を持っており，それぞれのテーマは，機 械化，センシング技術，育種技術，作物モデルである.な お，講演の対象国の労働人口に占める農業労働力の割合は， ラオスやインドでは6割以上であるが急速に低下中であ り，日本では1割以下と低い.