ユリから検出されたレンブラントチュ一リップ斑入りウィルス（新称）

摘要

2009年7月，秋田県の県中央の圃場で栽培されていたュリ (アジアティックハイプリッド，以下AH) (Lilium x elegans) でモザィク症状が発生した.国内の栽培ュリで発生する病原 ゥィルスとしては，ポティゥィルス属のュリモットルウィル ス（LMoV),カルラウィルス属のユリ潜在ウィルス（LSV), ククモウイルス属のキユウリモザイクウイルス（CMV)が主 であり，この他に力ピロウイルス属のリンゴステムグルービ ングウィルス（ASGV)，ポテックスウィルス属のォォバコモ ザイクウィルス（P1AMV)，ネポウィルス属のァラゼスモザ イクウィルス（ArMV)が報告されている（佐藤、中村，2007). モザィク症状を呈したAH2品種9株の葉からRNeasy PlantRNAKit (キアゲン）を用いて全RNAを抽出後，Prime-Script One Step RT-PCR Kit (タカラバイオ）を用いて既報に 従いRT-PCR検定を行った.