草地における展望施設の配置計画決定支援システムの開発3．景観多様性評価のための機能の追加と市販ソフトウェアの同時利用によるWindows95版システムの高度化

摘要

本研究では,前回開発した展望施設の配置候補地決定支援システムに景観多様性の評価を加え，遠景に50mメッシュを用い，Wi．ndiows95で利用可能とし，リアルな画像か作成できる景観シミュレーションソフトを活用することにより，操作惟，抽出精度，景観画像の品質向上を行い，支援システムの高度化を図った。 ·长违伐攻匹啶蚶盲工毪摔ⅳ郡辏瑢澫蟮赜颏蚝嗉s31×31kmの範囲における15m単位の2049×2049メッシュの地形および土地利用データを作成した。 　 本システムでは，まず遠景を指定すると，その遠景が見え，中Il近景に草地が眺望できる領域が抽出される。 この評価図では量だけではなく，可視領域における土地利用および地形の多様性により景観多様性を評価した。 梢暡莸孛娣e，景観内土地利用多様性，景観内地形多様性を同時に表示する分布図から，展望施設の候補地を指定すると，そこからの可視草地領域をリアルタイムで表示する。 　 各機能毎のウインドウは同時に開いており，任意の処理を自由に実行できるため，繰り返し補正しなから複数の候補地点を求めることか容易になった。 また，座標系が共通であるため，ウォークスルー動画の作成も高速な景観シミュレーションソフトとの同時実行か可能となった。 ”茎伐攻匹啶希匦螄恧韧恋乩脟恧ⅳ欷泻唴gに利用できるため，牧場の展望施設および周回道路の配置計画の際の事前評価がさらに容易となった。