「ダイズの耕うh同時畝立て、狭畦栽培の技術研究会」開催報告

摘要

平成23年12月15日，新潟県上越市のホテル センチユリ一イカャにおいて，農作業学会北陸支 部と中央農業総合研究センターの主催で表記研究 会が開催された.研究会は北陸支部長（細川）の 司会で進めた.中央農業総合研究センタ一北陸研究センターで は，重粘な土壌における大豆の安定生産を図るた めに，湿害を軽減し苗立ちが安定する，「大豆の耕 うh同時畝立て播種作業技術」を開発し，普及を 進めている.一方，畝立て栽培を実施しても，生 育が不良な圃場や，麦後等で播種時期が遅くなる 場合は，収量が低下する場合があるため，耕うh 同時畝立て狭哇（無中耕無培土）栽培について検 討を進め，地域により取り組みが始められている. しかし，狭畦（無中耕無培土）栽培では，倒伏や 雑草が問題になること力s多い.そこで，耕うh同 時畝立て、狭畦栽培の現状と問題点について，整 理を行うとともに，専門研究分野からの情報を加 え，さらなるダイズの安定多収栽培に役立てるた めに本研究会を開催した.