「水路系包蔵水力算定プログラム」の開発

摘要

活力ある森の里、サッカーによる村づくりで有名になった大分県日田市の旧中津江村では，砂防ダムからの導水を利用する鯛生川小水力発電所（66 k W）が，平成16年から稼働し始めた。 発電された電気は金山跡の観光施設で使われ，年間約1千万円の経費削減に寄与している。 この中津江のマイクロ水力発電は，地域に潜在する資源、環境に価値を見出し，そこに生きる地域の将来像を描くことに大きく寄与している。