農林水産技術会議事務局が選hだ「2006年10大農林水産研究成果」

摘要

農林水産技術会議事務局が1994年から毎年末に行っている「10大農林水産研究成果」も，今年で12回目である。 毎年のことではあるが，新聞，テレビなどでその年の10大ニュースや新語、流行語大賞が報道されると，年の瀬を実感するのも世の流れかも知れない。 さて，2006年10大農林水産研究成果の選定結果であるが，その前に，選定の概要についてご紹介しておきたい。 今年の選定方法は，選定の対象機関、課題を農林水産省所管の独立行政法人研究機関，公立試験研究機関，大学，民間に拡大したこと，またこの1年間に取材などで新聞記事として取り上げられた成果も対象としたことを特色としている。 この結果，前回までは，農林水産省所管の独立行政法人研究機関が行ったプレスリリースの成果が中心であったものが，今回は新聞記事に掲載されて，農林水産技術会議事務局が把握できた研究成果が選定の対象となっている。