「梅酢」で育つ「紀州うめどり、うめたまご」

摘要

「紀州うめどり、うめたまご」……。 かわいらしいロゴマークとともに誕生したこの新ブランドは，和歌山県で開発された鶏肉と鶏卵の名称である。 このニワトリは「梅酢」で育てられているのが特徴である。梅酢は梅干しを作るときに発生する副産物で，青梅を塩漬けにしたときに梅からしみ出してくる液体のことである。 つまりお酢ではなく梅の果汁と塩の混合液ということになるが，その主成分はクエン酸で，ミネラルも豊富に含まれており，昔からお腹が痛くなったときや夏パテや風邪の予防に飲まれてきた。