漁村の林業再生、バイオマスエネルギー活用に向けた取り組み—NPO法人吉里吉里国一

摘要

避難所生活者12名が，5月15日任意団体「吉里吉里 国復活の薪」を立ち上げ，活動を始めました。津波被 災地の瓦礫廃材を薪に加工，その売り上げを作業参加者 に還元することで，被災者の自立、生活再建に役立ちま した。9月30日にプロジェクトは終了 （瓦礫撤去が進 み，廃材が無くなつたため）。その間，500円（10kg入り） の薪を，約5000袋（=50トン）も生産しました。復活の薪スッタフが当初より計画し，実践してきたプログラムで，6月から現在に至るまで継続されています。 瓦礫廃材ばいずれ無くなること，昔の豊かな海を取り戻 すため吉里吉里の森林整備が不可欠との思いから始めま した。チューンソ一の取り扱い講習、伐木造材作業-軽 架線集材作業、作業道の作り方、馬搬集材作業、きのこ 教室等を，毎月一回（3日連続）のペースで行っています。