北海道における検診事業の現状と課題～上川北農業共済組合の事例～

摘要

当NOSAIでは平成15年度より「家畜群疾病情報管理システム」と称して，各診療所3～11戸の農家と有料契約（年度毎）し，繁殖管理を中心に農家指導を行っている。平成13年，家畜部長の提言により診療以外の収入を得ることを目的に，各診療所1名の獣医師を選出しプロジェクトチームを結成した。 チームはまず道南NOSAI「損防指導室」に約1週間出向き，JMR等プロダクションメディスンのシステムを活用した農家指導に関する視察研修を行った。 その後，当該獣医師は診療所全体会議において研修内容を復命した。