牛の予防獣医療における ィベルメクチン製剤の応用

摘要

ィベルメクチン製剤は日本で1980年代後半に上市され，馬用のェクイバランペースト，i:ni.豚川の ァィボメック注射剂，犬川のカルドメックが挙(fられる。1996年には，牛用のアイボメックトピカル (IVMT ：ィベルメクチン製剂）と豚用のアイボメッ クプレミックスが上巿された。それまでR本は諸外 国と问様にベンゾィミダゾ一ル系の駆虫剤が主流で あつたが，ィベルメクチン製剤の登場により外部、 内部寄生虫をより確実に駆虫することが可能となつ た。犬、猫用の犬心臓糸状虫症の予防効果は，犬の 卞:均お命を人幅に改善して小動物獣医療に貢献して いる。また経済動物におレゝては外部、内部寄生虫の駆除の副産物として，発の促進と生産性向上効果 が期待されるようになった。筆者はこれらィベルメ クチン製剤と深く関わる機会を得ていたので,特(こ.牛に焦点を当てアイボメックトピカル（IVMT)の有 用性について記載する。