薬剤耐性(AMR)をめぐる話題 -AMR ： Antimicrobial resistanceその5 ：薬剤耐性菌は古くから存在した

摘要

イギリスの細菌学者アレクサンダ—.フレミングは一九一一八年にロンドン大学セント.メァリ—ズ病院医学校で実験室を整理していた時、黄色ブドウ球菌を一面に生やした培地にコンタミネ—シヨンしているカビのnロニ—があり、ペトリ皿上の細菌のコロニーがカビの周囲だけ透明で、細菌の生育が阻止されていることに気付いた。フレミングはァォカビを液体培地に培養し、その培養液をろ過して、抗菌物質を見出し、ァォカビ(penicillium rssps)の属名にちなhで、"ペニシリン"と名付け、一九二九年六月号のBritish Journal or Exp>erimenrtalPathology誌で発表した。