特集、二〇〇四年の養鶏産業を展望する① - 厳しい時代を生き残るのには何が必要なのか衛生検査、鶏糞処理等、適切な対応か必要

摘要

平成十五年の採卵業界は、低卵価相場により、かつてない危機的状況の中で新しい年を迎えることとなった。 生産調整が行政主導から民間主導へと移りかわる中、今後、業界はどういう方向へ進むのかは、誰もが知りたいところである。 そこで今回、レイヤー関係の方々により平成十五年の業界をふり返りまた今後の業界についての意見をうかがった。 以下にその概要を紹介する。 意見をうかがったのは年末であり、参加いただいたのは、いずれも三〇～四〇代の若手の方々七名であるが、ざっくばらhな話を聞くために、名前は匿名とさせていただいた。