病害虫防除

摘要

開花時期は発芽からみて早まる傾向であったものの、3月下旬～4月上旬の低温により当初予想より遅れてきている模様です。 開花期には蜜や花粉を求めて多くの昆虫が飛来します。 この中に、コアオハナムグリやケシキスイは子房に引っかき傷を、アザミウマ類はヘタ周辺部に輪状の傷や果頂部に灰褐色の傷を残し商品価値を落します。 伊予柑やネーブル、八朔などの中晩相は虫の飛来も多くなり訪花害虫の防除は必須となります。 防除の適期は開花2～3部の頃、昆虫の飛来の多い午前中が効果的となります。