平成15年産果実流通アンケート果実流通の流通事情!全国量販店青果担当バィヤーによるアンケート集計

摘要

青果物流通は、「消費不振」「過剰供給基調「価格競争力の低下」などの課題を抱えていますが、仕入れの実権を握る量販店バイヤ一は、今後の果実動向をどう見ているのか、JA全農えひめ東京事業所及び大阪事業所では、全面87人の量販店バイヤーの方々にアンケート調査を実施しました。 表中に記載している「量販本部」とは量販店本部パイヤ一から、「京浜、関東、東北、北海道」とは各店舗バイヤーからアンケート集計を行ったものです。 表1は、「一週間の果実の販売金額シエア」を曜日別に表しました。 量販店における週末（土、日曜日）の販売シエアは、名店舗とも約40％程度となっており、週末重点の販売構成となっています。 一方、平日の火、水曜日（平目）は、過去、売上額が少ないということを言われてきましたが、集封を見ると他の曜日と比べてもそれ程遜色がなく、曜日ごとの売上げシェアは、比較的平準化していることが分りました。このことから、週始め（月曜日）た重点を置いた産地の過剰な出荷体系は、翌週始めなどの価格に影響を及ぼしていると考えられ、出荷体系も需要と供給バランスに沿った出荷体制を確立することが求められでいます。