はるみ栽培の勘どてろ

摘要

“はるみ”は食味の優れる品種ですが、隔年結果性が強く、酸高による品質不良果、収穫前の果皮障害の発生など栽培上の問題が生じており、安定生産技術の確立が望まれています。 隔年結果の要因は、地上部に比べて地下部の生長が劣り光合成生産物の分配が少ないことや、結実性が極めて良いために摘果不足になりやすいことがあげられます。 そこで、最近の試験で得られた安定生産のための適正着果量や摘果の方法について紹介します。