子牛の下痢予防

摘要

子牛の下痢は、子牛の晴育、育成時に多発し、その原因は細菌やウイルス感染のほかに、初乳摂取との関係、代用乳の組成、給与方法及び飼育環境など多岐にわたっている。 　 近年子牛を含む幼獣の下痢症に関する病原学的及び免疫学的研究が進み、ワクチン接種による予防も行われるようになった。 これらの研究結果は既にVaala，W乱＆House，J．私によって詳細に報告されている［1］。 N野山叫J．F［2］によれば、子牛の下痢予防の原則は（1）十分な初乳の給与、（2）免疫（特異的、非特異的）の増強およ研3）病原体の進入と拡散の防除であるとしている。