緑地計画·土地利用計画策定におけるGISの有効活用

摘要

近年までは，右肩上がりの時代背景もあり緑地配置や土地利用に関する計画は，設計と同様，思想やコンセプトを重視し，「創出」することが重視されてきたように思われる。 しかし，現在は，いまあるものをいかに活かすかが重要視され，既存の資源をどう読み解き，そのうえで，必要性が明確な新しいものを生み出していく時代となっている。 このような面から，既存情報の体系的な整理や継続的な更新が可能で，説得力のある計画を立案することに役立つGISの役割ほ，今後ますます大きくなるものと考えられる。