一緒に盆栽を始めませhか？

摘要

自生樹はそれぞれに適した環境に生育しているため越冬が町能ですが、盆栽は元来自生環境を異にする樹種が棚場.鉢という均一な環境で生きることを強いています。そのため、樹が生育できる環境.培養条件を整える必要があります。特に盛夏.冬期は樹への影響が顕著になるため保護が必要になのです。冷温.乾燥で樹を傷めないように保護施設ム口 (加温しない保護設備を「ム口」という)という安定した環境で管理する、それが冬期保護の目的です。松柏類.常緑性の雑木は寒冷地や山間部を除き棚上で管理できます。一方、落葉性の雑木類の老木、きhずなどの柑橘類、くちなし、ピラカンサ、百日紅などの暖地性の樹種は耐寒性が低く早めの保護が必要です。松柏類でも蝦夷松.杜松.米栂などは乾燥に弱く、軒下や風よけを設けるなどの保護が必要です。保護が不要な樹種でも、秋に植え替えや整姿などの強い作業を行なった樹は、枝枯れを起こす可能性があり保護が必要です。