平成20年産温室ブドウの販売に向けて

摘要

平成19年産の温室ブドウの生産、出荷、販売につきまして，関係者の皆様方には多大なるご尽力を頂き，誠にありがとうございました。 誌上をお借りしまして，厚く御礼申し上げます。 さて，平成19年産の温室ブドウの販売実績ですが，（表1）の通りになりました。 本年度の販売の特筆すべき点を，作型、品種ごとに説明したいと思います。 重油の高騰に対する畠スト削減対策として，火入れ開始時期を遅らせたり，管理温度を低くするといった園地が増えました。 管理温度を下げると生育期問が長くなるので，大粒、大房傾向になります。 作柄は平年並みでしたが，梅雨時期の長期曇雨天の影響によって玉謝れが多発したり，品質への影響は例年より大きかったように思います。