グンバイヒルガオ群落におけるイモゾウムシの空間分布様式

摘要

イモゾウムシEuscepes postfasciatusは熱帯 瑏劅釒〉赜颏税k生するサツマイモの重要害虫として知られ，我が国では沖縄県を含む南西諸島での発生が確認されている。 沖縄県では1994年からイモゾウムシ及びアリモドキゾウムシの根絶防除事業に取り組hでおり，防除経過の確認や根絶防除終了後の駆除確認調査では栽培植物であるサツマイモほ場だけでなく野生寄主についての調査も重要なものとなる。特に，イモゾウムシは現在のところ，効果的な誘引剤が確認されていないことから，寄主植物調査が防除効果，発生の有無を確認するうえで主要なものとなる。