国内在来品種データベースの構築その1.沖槻'九州、中国、四国地方の在来品種

摘要

日本各地にはさまざまな作物の在来品種が伝えられているが，食生活の変化や栽培 者の高齢ィヒ、後継者の不在などにより，次第 に消失するおそれがある.文化や歴史を伝え てきた在来品種を保存するには，遺伝資源と してジーンバンクで保存するのみならず，現 地で活用しながら保存し継承につなぐことも 必要である.そこで全国の関係者で情報を共 有できる保存、活用の支援システムとして在 来品種のデータベースの構築を進めている. 今回は沖緙から中国、四国地方までの在来品 種を含むデータベースの構築を試みた.