東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場

摘要

国立大学は2004年に法人化され、東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場（以下：当牧場）も従来のように採算性を度外視した運営はできなくなり、毎年赤字が続いている。 経費節減のために、家畜や固場の世話をする技術職員は削減され、飼養家畜の種類と数の見直しもしなくてはならない。 そのため、多様な家畜を飼育して、教育、研究に供することが難しくなってきている。 このような厳しい状況のなか、課題の絞り込みと合理化を進め、法人化前よりさらに活発を教育、研究、社会貢献をするように努めている。