電機·電子業界におけるCO{sub}2排出削減対策の現状：目標達成には追加対策の実施が急務

摘要

日本は，05年に発効した京都議定書によって08年～12年度のCO{sub}2排出量を，90年度比で6％削減する義務を負っている。 ところが，日本における03年度のCO{sub}2排出量は，同8.3％増の13億3900万トンであった。 また，現行のCO{sub}2排出量削減対策のみを続けた場合，10年度には，同6％増のCO{sub}2排出量になると試算されている。 そこで，CO{sub}2排出量の削減目標を達成するには，今すぐに追加の対策を講ずる必要があると言える。