砂糖

摘要

砂糖の語源は、rsarkara =サルカラ」。古代インドのサンスクリット語で、さとうきびとい、つ意味です。この語源が示すように、砂糖は今から約2400年前の古代インドで誕生したと考えられています。その後、インドから中国やエジプト、ョー口ツバへと広がっていきました。中国を経て日本に伝えられたのは8世紀、奈良時代であるといわれます。15世紀に入ると、コロンブスがアメリカ大陸に砂糖を伝え、16世紀にはョ1口ツバ諸国により南米やァフリ力で大規模な砂糖プランテ—ションが展開されていきました。現在、国-地域別の生産量ランキング1位はブラジル。過去のプランテーシヨン開発を背景に、今も圧倒的な生産量を誇ります。生産量2位は、砂糖の生まれた国でもあるインドです。インドは世界で最も砂糖を消費している国でもあり、生産量と消費量がほぼ同じくらいです。さらに、生産量3位.消費量2位にEu、生産量4位にタイ、生産量5位に中国と続きます。世界の砂糖事情を見てみると.生産量と消費量の上位国はほぼ同じであり、一部の国に集中していることが分かります。