顔面神経麻痺における抗vzv抗体価の比較検討(CF,FA、EJA法)

摘要

顔面神経麻痔におけるvaricella-zoster virus (VZV)の再活性化の診断にあたっては、一般に初診時と2-3週間後のペア血清を用いた血清抗体価検査が行われる。その代表的な測定法には補体結合反応complement fixation test (CF) 、蛍光抗体法fluorescent antibody test (FA)、酵素免疫測定法enzymeimmunoassay (EIA)がある。 CFはIgGとIgMの複合抗体を検出する検査法であり、 FAとEIAはIgG、 IgMを個別に測定できる検査法である。