青年農業者と市職員が連携若L 、力で鳥獣被害対策(こ取り組む

摘要

野生鳥獣による農業被害が全国で問題化しています。イノシシの食害に悩まされていた長崎県雲仙巿では、 地元の若い農業者と市職員が雲仙市鳥獣被害対策実施隊を組織し、 地域ぐるみで対策を推進することで大きな成果をあげています。島原半島の北西部、雲仙岳につらなる丘陵の広がる雲仙市は、Da暖な気候を生かした露地野菜ゃィモ類などの栽培が盛hです。しかし、農村を取り巻く環境の変化などから鳥獣被害が拡大し、ピIク時の2 o o 6年度に-はイノシシこよる農作物の被害額が5900O万円に達しました。被害に頭を抱えていた市では、まず、職貝の知識,技術の向上を図るため、TO年に長崎県主催のィノシシ対策A級ィンストラクタ—Sの養成講座に市職員を参加させました。「電気柵はイノシシの腹と鼻に効くように設置することなど、具体的なノウハゥゃ技術を得るうえで有効でした」と語るのは、A級ィンストラクタIを取得した雲仙市産業振興部農林水産課農業班の松尾裕樹さhです。