JNCフィルター·斎藤社長に聞く～新製品続々／海外展開加速－高性能·多品種化に向け地域軸／商品軸／市場軸で戦略構築－

摘要

JNCフィルター（JNC100％出資、1995年設立）は、JNCの独自素材であるES繊維（PPとPEの複合繊維）を用い、1977年に液体濾過用フィルターの「CPフィルター」を販売開始したことが源流となっている。その後、1995年にはメルトブロー製法による「BMフィルター」を、1999年にはプリーツフィルターの「ポーラスファイン」や糸巻きフィルターの「CSW（チッソスーパーワインドフィルター）」（注※現在は「VW」として展開）等の販売を開始し、現在の主力を占めるラインナップを確立。その後もバリエーションを拡げながら成長を続けている。2018年以降も社会的潮流変化に沿った新製品の上市が複数見込まれそうだ。斎藤伸一社長に、近年の取り組みと今後の展望について聞いた。