旭硝子·化学品事業、営業利益が6割増～4年連続で過去最高更新

摘要

旭硝子の2017年1－12月期連結決算は、化学品事業の営業利益が59．2％増で637億円と4年連続で過去最高を更新し、全社営業利益の半分以上を稼ぎ出した。売上高も38．4％増の4，376億円（セグメント間の売上高25億円を含む）となり、いずれも前年実績を大きく上回った。化学品売上高の内訳は、クロールアルカリ·ウレタンが2，838億円、フッ素·スペシャリティが1，675億円、内部消去マイナス138億円。クロールアルカリは好調な東南アジア市場に支えられ、フッ素関連製品についても大幅な出荷増となり、ともに大幅増益となった。電解～PVC事業のビニタイ（タイ·ラヨン県）連結化も大きく収益に貢献した。