昭和電工子会社、国内のアルミ缶生産体制を合理化～一部設備停止

摘要

昭和アルミニウム缶（昭和電工100％出資）は、国内におけるアルミニウム缶事業の生産体制を合理化する。2020年6月に小山工場（栃木県小山市）と彦根工場（滋賀県彦根市）で、主に非アルコール飲料用缶を生産しているラインを停止し、能力を現状比6割程度に適正化する。設備停止後の方針（廃棄／保有継続）については今後検討する。今後、国内アルミ缶事業については堅調なアルコール飲料缶に集中して収益基盤を安定化させるとともに、少量多品種生産に適した飲料缶の印刷技術の開発や、新用途の開拓、販売価格の地金連動フォーミュラ化を進め、収益力向上を図る。