ダウ、東部ドイツで大型エチレン／誘導品増設へ～2008年頃めど-投資規模10億ユーロ／PTAなど事業化も企業誘致で検討－

摘要

【ドイツ発】ダウ·ケミカルは、旧東ドイツのべ－レン（ザクセン·アンハルト州）で石油化学コンビナートを運営する全額出資子会社のダウ·オレフィンフェルブントにおいて、2007年から2008年をめどに年産75～100万トンのエチレン生産能力に相当するナフサクラッカーを増設する。 同コンビナートではエチレンが不足しているうえ、中期的なEU（欧州連合）の東方拡大に伴う石化製品の需要増加に対応するのが狙い。