日本化薬、6月からの次期3カ年計画でROE7％視野に～社長表明

摘要

日本化薬の島田紘一郎社長は2003年11月中間期決算説明会の席上で2004年6月から開始する次期3カ年経営計画の方針を語った。 今後3年間は「化学品事業を中心に成長を図るが、医薬、精密化学品事業の収益はほぼ横ばいにとどまるため、連結ROE（株主資本利益率）は7％位（2004年5月期見込み4％）に上げるのが精一杯。 当面の数値目標であるROElO％の達成は医薬事業が本格的な成長期を迎える2008年以降になる」と述べた。